払えない借金を減額できる債務整理とは?借金生活から抜け出せる仕組みを解説

払えない借金を減額できる債務整理とは?借金生活から抜け出せる仕組みを解説
この記事でわかること
  • 借金を減額したいなら債務整理を選ぶべき
  • 債務整理で借金生活から抜け出せる仕組み
  • 自分に合った債務整理の選び方

払えない借金を減額したいなら、債務整理がもっとも効果的な手段です。専門家の力を借りて債務整理を正しく行えば、日々の取り立てや返済日に怯える借金生活から開放されます。

この記事では、債務整理という言葉を始めて聞いた方でも理解できるように、

・債務整理の基本知識
・債務整理で借金生活から抜け出せる仕組み
・自分に合った債務整理の選び方

以上3点をわかりやすく丁寧に解説します。

借金を減額できる債務整理とは?

「債務整理」とは、借金を減額してもらったり、借金の返済に猶予をもたせてもらうことで、返済不能に陥った借金を整理することができる借金整理の手続きのことです。

債務整理は、おまとめローンなどの一時的な借金整理法とは異なり、法的に借金を根本から解決する手続きです。したがって、もっとも効果的な借金減額の手段といえます。

ただし、債務整理はメリットだけではなく、自分の信用情報に傷がついたり(ブラックリスト入り)数年間ローンが組めなくなるといったデメリットも存在します。したがって、債務整理をする際には、債務者であるあなた自身が、債務整理の手続きやメリット・デメリットについて理解しておくことが重要と言えます。

自分にあった債務整理の選び方

債務整理には、

・任意整理
・個人再生
・自己破産
・特定調停

以上4つの種類の手続きが存在します。それぞれの手続きによって、借金の減額率や、手続きにかかる費用、メリット・デメリットが異なりますから、自分が置かれている債務状況と照らし合わせて、最適な手段を選ぶことが重要です。

以下で、それぞれの債務整理を詳しく解説します。

簡単に借金を減額できる「任意整理」

「任意整理」とは、債権者(消費者金融やカード会社)との話し合いを通して、借金の返済方法や金額を見直す債務整理の手続きです。

交渉では主に、「将来の利息をカットして長期分割支払いにしてもらう。」「一括返済をするので債務を減額してほしい。」といった内容が話し合われます。通常は、利息のカット及び長期分割払いの和解がなされます。

任意整理は裁判所を通さない債務整理であるため、手続きが簡単かつ費用もそれほどかからないというメリットがあります。したがって、任意整理はどのような人でも利用しやすい債務整理と言えるでしょう。

【任意整理はこんな方におすすめ】
  1. 借金がそれほど多くない
  2. 家族に債務整理を知られたくない
  3. 短期間で債務整理を行いたい

マイホームを残したい場合には「個人再生」

「個人再生」とは、裁判所に申立てを行うことで借金を減額してもらうことで、借金を減額する債務整理の手続きです。減額された借金は、原則として3年間の分割払いで返済します。

個人再生は、利息のカットのみならず元金も減らせるというメリットがあります。通常ですと、借金は5分の1まで減額されます。ただし、100万円以下は減額できません。最低でも、100万円は返済をする必要があります。

さらに、個人再生は一定の条件を満たすことで不動産を手放さずに借金の減額が可能です。したがって、持ち家を手放したくないという人にオススメの債務整理です。

【個人再生はこんな方におすすめ】
  1. ある程度まとまった借金がある
  2. 金利だけではなく元本も減額したい
  3. ローン返済中のマイホームがある

借金が大きい場合は「自己破産」

「自己破産」とは、裁判所を通してすべての借金の返済を免除してもらう債務整理の手続きです。

自己破産の手続きは、借り入れの経緯や現在の収入状況、さらに資産内容などの情報を裁判所に報告しなければならないため、非常に手間がかかります。しかし、税金や教育費などを除いてすべての借金の返済が免除されるため、抱えている借金が大きい場合に効果的な債務整理といえます。

ただし、その分のデメリットも大きいため、自己破産を選択する場合には必ず弁護士や司法書士といった専門家に相談の上進めることが重要です。

【自己破産はこんな方におすすめ】
  1. 借金額が大きい
  2. 返済能力がない
  3. 法人経営している

手続きにかかる費用を抑えたい人は「特定調停」

「特定調停」とは、簡易裁判所の調停手続きを通して、借金返済の負担を減らす債務整理の方法です。手続きでは、簡易裁判所の調停委員が間に入り、債権者との話し合いの上で和解を目指します。裁判所を通した任意整理とイメージするとわかりやすいです。

特定調停は弁護士や司法書士に依頼せず、自分で手続きを進めることが一般的なため、手続きにかかる費用が他の債務整理に比べて安いというメリットがあります。その一方で、煩雑な提出書類をすべて自分で用意する必要があり、さらに月に2〜3日、平日に裁判所へ出廷する必要があるというデメリットがあります。

【特定調停はこんな方におすすめ】
  1. とにかく手続きにかかる費用を抑えたい
  2. 自分で手続を行いたい

債務整理で借金生活から抜け出せる仕組み

債務整理を行うことで、借金の取り立てや返済に追われる借金生活から抜け出すことが可能です。

その理由は、債務整理を行うことで、

・借金問題を根本から解決できる
・返済の督促が止まる
・借金の支払いを一時ストップできる

という仕組みがあるためです。以下でそれぞれを詳しく解説します。

借金問題を根本から解決可能

債務整理を行うと、借金問題を根本から解決することが可能です。

例えば、おまとめローンといった借金の整理法は、結局のところ借金の借り換えにすぎませんから、根本からの解決にはつながりません。

これに対して、債務整理は法的に借金問題を解決する方法です。債務整理を行うと、借金そのものを減額したり、債権者と合意の上で計画的な返済が可能となり、根本的な解決につながります。したがって、借金問題を解決したい場合には、債務整理がもっとも効果的な手続きと言えます。

返済の督促が止まる

債務整理を行うと、債権者からの督促を止めることができます。

債務整理を弁護士や司法書士を通して依頼をすると、依頼された専門家は「受任通知」を債権者へ通知します。受任通知とは、弁護士や司法書士が債務者の代理人として債務整理の手続きを行うことを、債権者に知らせる通知です。

受任通知には債権者による督促を止める法的効力を持ちますから、早くて即日で借金の督促が止まります。

借金問題に悩まされている方は、債権者からの頻繁な返済督促によって精神的に疲弊していることが多いです。そのため、督促の停止は債務者にとって大変なメリットになります。

借金の返済をストップできる

債務整理を行うと、一時的ですが借金の返済をストップすることが可能です。原則として受任通知を債権者が受け取った時点で返済がストップします。

例えば、任意整理や特定調停、個人再生の場合は、受任通知送付から和解が成立して分割での借金返済が開始するまでは返済が一時ストップします。自己破産の場合は、そもそも借金自体がなくなるわけですから、受任通知送付時に借金の返済が止まります。

借金生活に苦しむ債務者の方は、日々の返済に追われて生活苦に陥っているケースがとても多いです。そのため、借金の返済をストップできることは、生活を立て直す上でメリットになります。

債務整理は専門家に依頼すると良い

債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)は専門家に依頼することで、さまざまなメリットを受けることができます。

例えば、債権者からの督促を止める「受任通知の送付」は、弁護士や司法書士といった専門家にしかできない手続きになります。さらに、債権者との和解交渉においても、債務者本人による交渉と、専門家による交渉とでは相手方の対応も変わってくるのです。

したがって、債務整理をお考えの方は、債務整理に詳しい専門家に依頼することをおすすめします。

まとめ

債務整理で借金を減額したい場合は専門家に依頼することをおすすめします。専門家とは、弁護士や司法書士などの中でも特に、債務整理に詳しい専門家を指します。

債務整理に詳しい専門家に依頼することで

・自分に合った債務整理の選び方
・債権者との交渉
・煩雑な提出書類の準備

といったサポートを受けることが可能です。専門家のサポートをもとに、債務整理を行い借金減額を成功させましょう。

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