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闇金用語集

闇金用語集

闇金の「被害を最小限にする」「適切な対処法を知る」ためには“相手を知る”、“必要な知識を得る”ことが大切です。そこで、ここでは闇金の手口や専門用語をまとめました。

闇金対策としてご活用ください。

あ行

IDセルフィー(アイディーセルフィー)
本人確認書類と顔を撮影した画像のこと。
闇金や後払い現金化業者は利用者にIDセルフィーを申込時にメールやSNSを使って送らせることがある。これは、支払いが遅れた際に「ネットにばらまくぞ」「会社に郵送するぞ」などと、脅しや嫌がらせをするためのもの。

相保証(あいほしょう)
闇金の利用者同士を連帯保証人にさせること。
自分が返済できなくなると保証人に迷惑がかかるため、支払いを続けさせる動機づけとして用いる手口。

追い貸し(おいかし)
利用者に対して追加融資をすること。
元金・利息が膨らむことで闇金の利益は大きくなる。追加融資を受けることで、利用者は闇金から逃げられなくなる。闇金にとって利用者を支配するための都合がよい融資の手口。

押し貸し(おしかし)
借り入れを申し込んでいないのに強引に貸し付けをする行為。
闇金は利用者に完済させず、逃さないために押し貸しをよく行う。また、知らない闇金からお金が振り込まれて取立てにあうケースもよくある。

後払い現金化(あとばらいげんきんか)
闇金の形式のひとつ。ツケ払い現金化とも言う。
利用者は商品を購入すると、キャッシュバックと称してお金が振り込まれ(貸し付け)、その後、指定期日に利息含めた金額を支払うという違法金融モデル。SNSの「いいね」「リツイート」「レビュー投稿」による、広告協賛をおこなうことでキャッシュバックするモデルもある。警察の取り締まりを避けるために作り出された闇金ビジネス。

鬼電(おにでん)
鬼のようにしつこい電話による取立て・嫌がらせのこと。
貸金業法第21条第一項に「人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動」の禁止が明記されている。何度も電話で取立てをするのは明らかな違法行為。

か行

貸金業法(かしきんぎょうほう)
貸金業を営む業者が守るべき法律。(昭和58年に新たに制定)
貸金業法には、借り過ぎ・貸し過ぎ・上限金利・免許登録の義務などが盛り込まれている。闇金はこのような貸金業法を守らない違法金融である。

ガチャガチャ
嫌がらせのこと。
「○○闇金飛ばしたらガチャられる?」(借りパクしたら嫌がらせされる?)などと使われる。

借り逃げ(かりにげ)
闇金からお金を借りて支払わず逃げること。
相手が闇金であろうと借りパクは犯罪である。

官報(かんぽう)
国の決定事項や重要事項を公告する機関紙。新聞のようなもの。
自己破産・個人再生をおこなうと氏名・住所などが官報に掲載される。官報に載った債務整理者の情報を名簿屋が集めて闇金に販売する。そのため、自己破産をすると闇金からダイレクトメールが届くことがある。

系列店(けいれつてん)
闇金のグループ会社。
闇金の中には1つの組織が複数の店舗(屋号)を運営したり、関連グループでたくさんの闇金を運営していることがある。これらは利用者の個人情報を共有しており、カモと見たら組織ぐるみで貸し付け・取り立てをおこなう。次から次に新たな闇金から勧誘や押し貸しがあるため、いつまで経っても闇金地獄から抜け出せなくなる。

高額融資(こうがくゆうし)
高額なお金を融資すること。
闇金は利用者を集めるために「高額融資可能」「30万円~融資」というように誇大広告を用いる。実際は返済能力が少ない利用者に対して、初回は数万円程度しか貸さない。

口座凍結(こうざとうけつ)
銀行口座が使用禁止にされること。
闇金に銀行口座やキャッシュカードを渡すと口座が闇金に利用される。つまり犯罪に使用される警察や銀行は被害を防ぐために不正利用された口座を凍結する。

さ行

先振込み詐欺(さきふりこみさぎ)
「貸し付けするにあたって手数料や保証金が必要だ」などと言って、先に振り込ませてお金を持ち逃げする詐欺手口。

司入れる(しいれる)
司(司法書士)に闇金問題の解決を依頼すること。
弁護士の場合は「弁入れる」となる。

司法書士(しほうしょし)
法律書類の作成手続き業務や登記申請の専門家。
弁護士に比べて取り扱いができる業務に制限がある。商業登記・不動産登記相続・債務整理などの業務が中心である。闇金との交渉業務は認められているが、専門に取り扱う事務所はさほど多くない。

ジャンプ
支払期日に利息だけを支払わせること。
闇金にとっては完済させるよりも高額な利息が毎回入ったほうが得なため、期日が近づくとジャンプを提案してくる。1年以上も長期にわたってジャンプを繰り返している利用者もいる。

情報抜き(じょうほうぬき)
申込者に融資することなく個人情報だけを集めること。
闇金のwebサイトから申込んだのにも関わらず一向に返事がない場合は情報抜きの可能性が高い。闇金はこの情報を他の闇金などに販売する。

審査落ち(しんさおち)
融資の申込みに不合格になること。
闇金も無条件で貸し出すわけではなく、返済能力がない人や過去に闇金への返済が滞った人は落とされる。

整理屋(せいりや)
借金解決を装いお金をだまし取る業者。
貸金業者(闇金)を紹介したりして手数料を要求する。整理屋が闇金と組んでいたり、そもそも闇金が整理屋になりすましていることもある。

前日確認(ぜんじつかくにん)
支払い前日に支払いの準備ができたかどうかを確認する行為。
利用者に逃げられないように心理的にプレッシャーをかける目的で行われる。また、闇金は利用者に完済されると困るため、わざと電話に出ないケースもある。

総量規制(そうりょうきせい)
年収の1/3を超える借り入れを規制する制度のこと。
総量規制は貸金業者からの借り入れであって、銀行やショッピング枠は含まれない。闇金はこのように一般貸金業者から借り入れができなくなった人たちをターゲットに貸し付けを行う。

即日融資(そくじつゆうし)
申込み当日に融資をすること。
最短30分で融資可能と謳う闇金も多い。「スピード審査」「無審査」と並んで闇金が利用者を集めるためによく使う宣伝手口。

属性(ぞくせい)
申込者の年齢や収入といったもの。
これをもとに融資可能かどうか判断する。

た行

トイチ
10日で1割の金利のこと。10,000円を借りた場合の利息は1,000円。
トサン(3割)やトゴ(5割)もある。

当日確認(とうじつかくにん)
支払い当日に入金完了の連絡させること。
入金前に連絡をすることを義務付ける闇金もある。その場合、完済させないためにあえて利用者からの電話にでないこともある。

飛ばす(とばす)
闇金から借りパクすること。または弁護士・司法書士の依頼費用を支払わないこと。
弁護士・司法書士を飛ばすと最終的に裁判になるので飛ばしてはけない。
闇金が裁判を起こすことはまずないため、嫌がらせに耐えられるのであれば飛ばしても問題ない。

飛ばし携帯(とばしけいたい)
他人名義の携帯のこと。
闇金は利用者に携帯電話を新規契約させ飛ばし携帯を入手する。なお携帯電話の譲渡は違法行為。(携帯電話不正利用防止法)

は行

パンク
債務者に返済能力がなくなった状態のこと。
闇金から借り入れをしてしまうと、その法外な利息により、ほとんどの利用者はパンクしてしまう。

ヒサン
1日に3割の金利のこと。
闇金の中でも悪質で超法外な金利である。このような闇金にお金を借りてしまったら返済はほぼ不可能になり、まさに悲惨なことになる。

ひととき融資(ひとときゆうし)
性交渉を条件に貸し付けをすること。
個人の貸主が個人間融資掲示板やツイッターを使って女性を勧誘するケースが多い。

不法原因給付(ふほうげんいんきゅうふ)
不法な原因によって給付されるお金のこと。
不法とは公序良俗違反のこと。不法原因給付と認められる金銭は返還請求できない。つまり返さなくて良い。
闇金は不法原因給付に該当するため法律的には返済義務がない。

ブラック
金融機関の信用情報に事故情報として登録されること。
返済が延滞する・返済をしない・債務整理をすることによって信用情報機関に一定期間登録される。このような状態を通称「ブラックリスト」「ブラック」と呼ぶ。ブラックが解除されるまで一般金融から借り入れはできなくなるため、闇金はそのような人たちをターゲットにして貸し付けを行う。

弁護士(べんごし)
市民の権利や利益を主張する専門家。
民事、刑事などさまざまな分野のトラブルを交渉・訴訟などにより解決する。弁護士に依頼して「闇金の取り立てを停止させる」「支払いを無効にする」などの交渉を任せることができる。ただし、闇金問題を積極的に取り扱う弁護士は少ない。

ま行

無審査(むしんさ)
融資の審査をしないこと。
闇金は「無審査」を売りに利用者を集めるのが手口。実際には、年収・職業などをチェックして貸し付けを行う。さらには家族・知人などの保証人の情報を事細かく提出させる。無審査とは程遠いのが実態である。

名簿屋(めいぼや)
個人情報を販売する業者。名簿屋は「つぶれた貸金業者」「官報」「おとりの闇金サイト」などから、多重債務者・自己破産者・闇金利用者の情報を集めて闇金に販売して利益を得る。

ら行

レビュー投稿(れびゅーとうこう)
サービスを利用した感想をSNSなどに書き込むこと。
後払い現金化業者の中にはキャッシュバック名目でホームページやSNSに利用者にレビューを投稿させることがある。

わ行

和解(わかい)
当事者同士が話し合いをおこない着地点を見つけて問題を解決すること。
弁護士・司法書士に依頼した場合は代わりに交渉してくれる。

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