個人間融資とは?借りてはいけない理由と相手が闇金だった場合の対処法

この記事でわかること
  • 個人間融資は法定外の金利がほとんどである
  • 個人間融資の貸主は闇金が多い
  • 個人間融資の利用はリスクが大きく借りてはいけない
  • 個人間融資のトラブルは弁護士・司法書士に相談すること

TwitterやLINEなどのSNSやインターネット掲示板を中心に、個人間でのお金の貸し借りを行う「個人間融資」を利用する人が増えています。

個人間融資はカードローンのような与信審査を受ける必要はありません。ブラックの人でも個人間でお金を借りることができるため生活苦の方が手を出してしまうケースが多いようです。

しかし、個人の融資だと思って安心して借りたら、実は相手は闇金だったというトラブルが増えています。

そこでこの記事では、

・個人間融資とは何か
・個人間融資でお金を借りてはいけない理由
・個人間融資を使わずにお金を借りる方法
・個人間融資でトラブルに遭った場合の対処法

以上4点を解説します。違法な貸金業者からは絶対にお金を借りないようにしましょう。

「個人間融資」をSNSで見かけました。借りようと思うのですが大丈夫ですよね?

個人間融資からはお金を借りるのはリスク大です!

借りた相手が闇金だったというトラブルが増えているんですよ。その危険性を一緒に確認しましょう!

個人間融資とは

「個人間融資」とは、個人間でお金の貸し借りを行う行為を指します。

昨今インターネット掲示板やTwitter、LINEなどSNSには、「お金貸します」「即日振込みます」などの書き込みが多くみられますが、このような個人間融資の募集が増えています。

お金に困っている人はこれを見て借り手にメールを送ってやり取りをおこないます。そして、融資と返済の条件が合えば個人間融資の取り引きは成立となります。

個人間融資は、貸金業者のようなブラック(信用情報)の審査は必要としません。貸し手の審査はゆるく簡単にお金を借りることができるメリットがある一方で、トラブルや事件に巻き込まれる可能性が高いという特徴があります。

また、そもそも個人の融資は貸金業法違反ですので利用してはいけないのです。

それと最も気をつけなくてはならないのが個人間融資の貸し手には「闇金」が多いことです。個人だと思って安心して借りたところ闇金被害に見舞われるケースが増えています。

 

個人間融資はトラブルに巻き込まれる可能性が高い貸金行為です!

金融庁も利用は控えるように注意勧告しています!

金融庁が注意勧告しているのは知りませんでした!

借りなくてよかったかも…

【参考】SNS等を利用した「個人間融資」にご注意ください!

個人間融資でお金を借りてはいけない理由

ご覧の表のように個人間融資はリスクが高い借金です。いくらお金に困ったとしても借りないほうが懸命です。

個人間融資の特徴
集客方法①(SNS)LINE、Face book、Twitter(ハッシュタグ)
集客方法②(個人間融資掲示板)レンタルキャッシュ、パトロン、コロンビア、ライフネットジャパン、マロンツリー
金利年利20%以上~の法定外金利がほとんど
貸金業登録無登録。*無許可の貸金行為は法律違反
メリットブラックでも借りられる
デメリットトラブルに遭う可能性大(闇金、ひととき融資、詐欺)

 
次では個人間融資にお金を借りてはいけない理由を説明します。

個人間融資は違法な貸金行為である

そもそもインターネットを介して「融資をもちかける」「実際に貸して利息を取る」という行為は貸金業に該当します。貸金業を営むためには金融庁・自治体への登録が必要です。個人が匿名で貸金業をおこなうことは法律で認められません。

しかも超高額な法定外金利で貸し付けするのは貸金業法違反です。そのような違法貸金を利用するのは借り手も法律違反を犯していることを理解する必要があります。

貸手が違法業者の闇金であることが多い

個人間融資の貸手は違法な貸金業者(闇金)の場合が多いため、手を出してしまうと借手はトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。

通常、貸金業を営むためには、国または都道府県の登録を受ける必要があります(【参考】貸金業法)。

「業として貸付を行う」とは、

  • 「不特定多数に貸付を行っている場合」
  • 「貸付により利息による利益を得ている」
  • 「繰り返し貸付を行っている」

以上の場合になります。

友人や親族から、一時的にお金を貸してもらう場合には問題ありませんが、SNSなどで個人間融資で貸し出しをしている貸手の多くは、以上の規定に接触している場合がほとんどです。したがって、多くは貸金業法に違反している違法業者(闇金)であるといえます。

これらの法律は、個人であっても適用されるため、「個人間のやり取りだから問題ないですよ。」といった貸手の甘い言葉に騙されてはいけません。

このような闇金業者からお金を借りてしまうと、暴力まがいの取り立てや法外な年利によって苦しめられる可能性があるため、絶対に借りないようにしてください。

個人間融資のほとんどは闇金業者です!

絶対に利用してはいけません!

詐欺に遭う場合がある

個人間融資の貸手の中には、そもそもお金を貸すつもりがなく、詐欺を目的にしている貸手も存在します。

そのような貸手の手口は通常、お金を貸すための「手数料」や「着手金」などを要求してくることが多く、指示通りに振り込んでしまうと、振り込み後は連絡がとれなくなります。

お金に困っている借手は冷静な判断ができなくなっている場合が多いため、一刻も早く借りたいという思いからお金を振り込んでしまうのです。

このように、そもそもお金を借りることができずに詐欺に遭う可能性があるため、SNSでの個人間融資ではお金を借りないほうが良いといえます。

個人間融資は詐欺に遭う危険性も潜んでいます!

個人情報を売られる可能性がある

個人間融資では、貸手から「名前」「住所」「電話番号」「口座情報」といった、細かな個人情報を教えるように指示されることがあります。

お金に困っている借手の多くは、「この程度の情報ならカードローンを借りる時も聞かれるから良いか…」と言われるがままに教えてしまいます。しかし、教えた個人情報が個人間融資の貸手を通して「闇金業者」や「名簿業者」に売られる場合があります。

そうなった場合、個人情報が詐欺に使われたり、闇金からの勧誘が多くなるなど、個人情報悪用によるトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。

個人間融資業者には絶対に個人情報を教えてはいけません!

性犯罪に巻き込まれるリスクがある

個人間融資の中には、「ひととき融資」と呼ばれる貸金行為があり、それが原因で性犯罪に巻き込まれるリスクもあります。

ひととき融資とは、主に女性との性交渉を目的とする闇金融です。借手に対して違法な高金利でお金を貸し付けるだけではなく、お金を必要とする借手の弱みにつけ込んで肉体関係を求めるのです。

お金を返せないからといって肉体関係を迫るなど言語道断です。このような性犯罪に遭わないようにするためにも、違法な個人間融資でお金を借りることは避けましょう。

「ひととき融資」は悪質な犯罪行為です!

女性の方はとくに注意してください!

ひととき融資とは?違法性や悪質な手口について詳しく解説
ひととき融資とは、お金を高利で貸し付け返済できない女性に対して肉体関係を求めるという悪質な犯罪行為です。ひととき融資は違法行為です。絶対にお金を借りてはいけません。

犯罪の共犯者になってしまう可能性がある

個人間融資の貸手に、銀行口座や携帯電話を提供するように求められることがあります。銀行口座や携帯電話を譲渡する行為は違法であり、罰則の対象になります。

提供した銀行口座などは犯罪行為に利用される可能性があるため、非常にリスクの高い行為です。仮に、オレオレ詐欺などの犯罪行為に利用された場合には共犯者になってしまう可能性があります。

口座や携帯電話を業者に譲渡すると、知らずに犯罪の共犯者になってしまう可能性があります!

「個人間融資」ってこんなに危険なんですね…

借りなくて正解でした!

個人間融資を使わずにお金を借りる方法

違法な個人間融資でお金を借りる前にやれることがあります。行政の貸付制度や金融機関の利用など、他の選択肢を検討しましょう。

行政の貸付制度を利用する

生活苦からお金が必要な場合、行政の貸付制度を利用するという手段があります。

全国社会福祉協議会では、生活再建までに必要な「生活支援費」の貸付や、緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に貸し付ける「緊急小口資金」など、多岐にわたる貸付制度を提供しています。

保証人が不要な場合が多く、さらに据置期間や年利なども一般の金融機関から借りるよりも低く設定されているため、このような制度を利用してみるのも一つの方法です。

【参考】生活福祉資金貸付制度

街金からの借入を利用する

個人間融資を検討する方の中には、すでに多重債務に陥っており「金融機関からの借入はできない…」とお思いの方もいることでしょう。

しかし、金融機関の種類や規模は様々です。例えば、規模の小さい中小の街金融であれば審査は比較的ゆるいので融資が可能な場合があります。

街金の利率はカードローンなどと比較すると高めに設定されている場合が多いです。また、取立てが厳しい業者もありますが、個人間融資で借りるよりは安全性は高いので検討しても良いかもしれません。

相手が闇金やトラブルに遭った場合の対処法

個人間融資で「お金を借りた相手が闇金だった…」「トラブルに遭った…」という場合には、ひとりで問題を抱え込まず専門家に相談することが重要です。

個人間融資でトラブルに遭った場合の対処法を解説します。

警察に相談する

事件性のあるトラブルであれば、まずは警察に相談してください。刑事事件として受理してもらえれば、迅速な対応が望めます。

事件性のあるトラブルとは、主に以下のようなものになります。

  • 相手が闇金で暴力的な取立てを受けている
  • 詐欺被害や脅迫被害、性犯罪に遭った場合
  • 超高額な違法金利である場合(金融業者の場合:年20%を超える利率、非金融業者の場合:年109.5%を超える利率)

ただし、個人間融資のトラブルは、事件性がないと判断されてしまうことが多く、なかなか警察が動いてくれない場合があります。そのような場合には、闇金問題に詳しい弁護士に相談すると良いでしょう。

強迫行為や執拗な迷惑行為など、事件性が高い場合は速やかに警察に相談しましょう!

弁護士や司法書士へ相談する

違法な個人間融資のトラブルでお困りの方は、闇金問題に詳しい弁護士・司法書士へ相談しましょう。法律の専門家に相談することで、以下のようなメリットを受けることが可能です。

  • その場で取り立てがSTOPになる
  • 闇金からの連絡がなくなる
  • 今後の生活設計のアドバイスをしてくれる

闇金を取り扱う弁護士・司法書士は相談無料です。着手金など費用も後払い・分割払いにも対応してくれますので、費用にお困りの方も安心して相談することができます。

現在闇金トラブルに巻き込まれている方は弁護士・司法書士に依頼することでスピーディーに問題解決が可能です!

まとめ

個人間融資はTwitterや掲示板など、便利なツールで手軽に借りれてしまうことからつい手を出してしまう方が多いです。しかし、この記事で紹介したように非常にリスクが高い借金です。

個人間融資はトラブルに巻き込まれる可能性がある危険な借り入れ方法ですから絶対に借りてはいけません。また、借りた相手が闇金だった場合は被害を最小にするため専門家への相談を検討しましょう。

この記事で紹介した方法を参考にして生活再建を目指しましょう。

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