闇金とは?闇金の手口と違法行為、返済義務はない理由

この記事でわかること

闇金とは

  • 闇金は違法行為であり「借りたお金の返済義務はない」
  • 闇金の見分け方は「法外な利息」「携帯電話のみでの営業活動」
  • 闇金は名簿、広告、ツイッターなどにより債務者を呼び込んでいる
  • 弁護士・司法書士に依頼すれば取立てはすぐに止まる、返済も不要

お金に困っている人が、消費者金融やキャッシングで借り入れできないときに、つい手を出してしまうケースが多いのが「闇金」です。

闇金は法外な金利で貸し付けるため、一度借りてしまったら返済地獄から抜け出せなくなります。しかし、結論から言うと「闇金は違法な金融業者ですので借りたお金は返済する義務はない」のです。

この記事では、闇金とは何か?違法な利息の実態から詐欺的な集客の手口、取立てを受けた際の対処法までを解説します。また、闇金問題は弁護士・司法書士に依頼して解決するのが最適な方法です。緊急の場合、早めに相談して解決しましょう。

以下の記事で「闇金 弁護士・司法書士」について詳しく解説しています。

まだ闇金に返済を続けるつもりですか?

このツールは闇金と契約した返済周期(1日、5日、7日、10日、30日など)、借入れ金額(金利:1割(10%)、3割(30%)、5割(50%)」を入力することで、闇金1件あたりに支払う利息を計算できます。

実際に計算してみるとご自身がいかに法外なお金を支払っているかがわかります。闇金には返済せずにできるだけ早く関係を断つことが重要です。

借入金額万円
返済期限
金利%

※半角で入力してください

闇金の金利の多くは複利計算ですので、ご覧のように金額がどんどん膨れ上がります。司法書士・弁護士に依頼して闇金との関係を今すぐ断ち切りませんか!

闇金とは


闇金とは、詐欺的な手口を使い超高金利で貸付をおこなう違法な貸金業者のことです。消費者金融やカードローンのような正規の貸金業者から借り入れができなくなった金融ブラックの多重債務者をターゲットに融資をおこないます。

利用者の弱みにつけこんで、トイチ、トサンのような法外な利息で貸付けをおこないます。利用者がいざ返済できなくなると執拗に取立てます。回収するためには手段を選ばず、利用者本人だけでなく、家族・親戚・友人・職場に対しても返済を迫るようなことを平然とおこないます。

最近では「ソフト闇金」と呼ばれるような、強引な取立てはおこなわず、親切を装いながら、利息だけを長期に渡って払わせるような手口も増えていますが騙されてはいけません。

法外な金利で違法融資をおこなう闇金を利用したら逃げられなくなります。もしも「闇金の取立てに遭っている…」という方はできるだけ早く関係を断つことが大切です。

闇金は本当にあるの?

この記事をご覧の方の中には、闇金って本当にあるのか?存在するのか?と疑問を持っている方もいるでしょう。

ちょっと怪しい貸金業者にネットから申込みをした後に、「もしや闇金じゃないのか?…」と不安になって業者名や口コミ・評判について調べる方もいます。

結論を言うと悪質な闇金は本当にいます。闇金は漫画や映画だけの世界ではありません。

相手の正体が闇金だと分かったのは、実際に取立てや嫌がらせを受けるようになってからということはよくありますが、借りてしまったら時すでに遅しです。悪質な闇金からの電話に怯える毎日を過ごすことにもなりかねません。

当サイトに相談が寄せられた体験談をご紹介します。ご覧のように闇金は本当に実在しますので、いくらお金に困っても怪しい金融業者には借り入れをしないようにしましょう。

以下の記事で「闇金体験談」について詳しく解説しています。

闇金の現在とは?

闇金はその時代や状況を反映して、かたちを変えて存在しています。かつて反社会勢力が運営する闇金の暴力的で強引な取立てが社会問題になりましたが、現在は警察の取り締り強化によって、その数は激減しました。

しかし、その後は警察に摘発されにくいように、次から次にかたちを変えた新手の闇金が増加しています。現在の闇金被害で多いのはネット経由で利用者を勧誘する手口です。

また、個人がSNS(LINE、Twitter)や掲示板を使って副業として闇金行為をおこなう個人間融資(闇金が個人を装うケースもある)も増えています。個人の融資も闇金を真似て高金利で貸し付けて、しつこい取り立てをするので厄介です。

昨今では、コロナ禍で生活が苦しくなって、一般金融に借り入れができなくなった人がこれらの違法金融を利用して被害に遭うというケースが増えています。

闇金の種類と手口

違法金融には下記のような種類の手口を用いて利用者からお金を搾り取る悪質金融業者がいます。いずれも「無許可営業」「法外な金利」「悪質な取立て」をおこないますので、実体は闇金と同じです。

闇金業者は種類(かたち)を変えて悪質かつ違法な貸し付けをおこなっていますので決して利用してはいけません。

ソフト闇金ソフトで親切な対応を装おって利用者を増やす新たな闇金の手口。
給料ファクタリング給料を債権として買取り高額な手数料を差し引いて支払う手口
個人間融資個人の貸し借りを装い法外な金利で融資を持ちかける手口
090金融携帯電話だけを使って勧誘と違法融資を持ちかける手口
LINE闇金LINEだけで借りれると利用者を騙す闇金の手口
Twitter闇金Twitter上で勧誘・融資を行う闇金の手口
システム金融事業者をターゲットに手形や小切手を担保に融資する手口
自動車金融自動車を担保に法外な金利で融資する手口
クレジットカード現金化安い商品をカードで高額購入させてキャッシュバックする手口
ツケ払い・後払い現金化商品を後払いで購入させてお金を支払い、手数料を含め支払わせる手口
先払い買い取り物品の買取金額を振込むが、実際には買取らずキャンセル料を請求する手口
押し貸し勝手に銀行口座に振り込んで法外な利息を請求する手口
整理屋借金整理を提案しておきながら何もせずに手数料だけ取る手口
取り立て屋返済できない利用者に強引に取り立てをする手口
紹介屋他の闇金を紹介して高額な紹介料を取る手口
チケット金融チケット(商品券など)を後払いで売って高額を支払わせる手口
家具リース金融家具を闇金が買い取ってリースと称して法外な利息を取る手口

闇金は減っていない

令和4年6月に警察庁が発表した闇金の検挙状況ですが、これを見ると「無登録・高金利事犯検挙事件数」は平成24年から横ばいが続いているものの、「ヤミ金融関連事犯検挙事件数」は平成26年から大きく伸びていることが分かります。平成29年をピークに徐々に下がりつつありますが検挙数は多いままです。

中でも中小企業を対象にした090金融による違法融資の事件が増えているようです。闇金の被害者は個人だけでなく、自営業者、経営者にまで及んでいることが分かります。

ヤミ金検挙状況 2022年6月

【参考】:ヤミ金融事犯の検挙状況 令和4年6月 | 首相官邸

闇金の違法行為|正規の貸金業者との違い

闇金と正規の貸金業者との違いは違法行為のあるなしで決まります。様々な法律に違反しながら金融業をおこなうのが闇金です。以下のいずれかに該当するなら闇金として定義されます。

【闇金と正規の貸金業者の違い】
正規の貸金業者闇金
認可都道府県、国(財務局)届出済無登録・無許可営業
所在地届出済の住所を公表非公表(携帯電話のみで営業)
利息借入れ金額に応じて年利15~20%法外な複利による利息。300%以上~
取立て取立規制法の範囲内違法で執拗な取立をおこなう

出資法違反

出資法とは、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締り」に関する法律のことです。この出資法が定める上限金利は15~20%です。つまり20%以上の年率でお金を貸す行為は犯罪になります。

闇金は、年率20%どころか年率300%以上もの高利でお金を貸す業者も多く、それらは明らかな違法行為です。

無登録営業

貸金業を営むためには「国(財務局)」あるいは「都道府県」に貸金業者としての登録が必要です。そこで、登録が認められると「登録番号」が発行されますが、貸金業者のホームページには必ず、「東京都知事(1) 第○○〇〇」のような番号が書かれています。

闇金は当然ながら、無登録で貸金業をおこなっていますので違法行為にあたります。

ちなみに貸金業者として登録しているかどうかは金融庁の下記ページから検索して調べることができます。

【参考】:登録貸金業者情報検索入力ページ

不法原因給付

民法の第708条に「不法原因給付」というものがあります。これは、「不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない。」というものです。

闇金は違法行為ですので、不法に貸付たお金は返還請求できないということになります。つまり、闇金から借りたお金は返済する必要は無いのです。

以下の記事で「不法原因給付」について詳しく解説しています。

取立規制法違反

闇金と言えば、借金の取立ての厳しさが知られています。大声を出して威嚇・恫喝により暴力的な取立てをおこなうのを常としてきました。また、何度もしつこく電話をかけてくる、メールを送ってくる、職場や身内に電話するなど、嫌がらせ行為による取立てをおこないます。

貸金業法第二十一条には、以下のような取立てに関する取立て規制が記されています。

  • 不適当な時間に訪問取立、電話取立てなどをおこなうこと
  • 正当な理由なく債務者の職場に電話すること
  • 債務者以外への返済要求
  • 債務者の借り入れの事実を他人に知らせること ほか

【参考】貸金業法

これらは、貸金業法の違法取立に該当する違法行為となり、2年以下の懲役または300万円以下の罰金に処せられることになります。

闇金かどうかの判断と見極め方法とは

最近の闇金の中には、一般の貸金業者のように親身な対応を装うものがいるため、うっかり借りてしまう人は少なくありません。「気づいたときには相手が闇金だった…」というケースはよくあります。

「超高金利」「携帯だけでやり取りをする」「厳しい取立てをおこなう」のいずれかに該当するなら闇金と考えて間違いないでしょう。

法外な金利(トイチ、トサン、トゴ)による貸し付け

闇金は法外な金利を設定してお金を貸しつけますが、その代表的なものが「トイチ」「トサン」「トゴ」という金利の種類です。

トイチとは、10日で1割の利息のことで年利は365%です。例えば10万円借りたとして、返済しないと10日目には1万円の利息が発生します。20日目には、この11万円に対してトイチの複利が発生しますので12.1万円の金額になります。

また、トサンの場合には、10日で3割の利息で年利は1095%にもなります。

闇金の怖いところは、さらに複利という利息計算を用いることです。元金の利息を次の元金に組入れるため、返済額が雪だるまのように増えていくことになります。気がついたときには年利がどれぐらいなのか分からないほど膨れ上がります。

利息制限法の上限は年利20%ですので、闇金が用いるトイチ、トサン、トゴの利息がいかに暴利であるのかが分かります。利息の計算は以下のような計算式で簡単に算出できます。もしも、「違法な利息で融資を受けている」「正確な利息計算をしたい」ということであれば、まずは弁護士・司法書士に相談してみるとよいでしょう。

【利息の計算式】
利息 = 貸付金 × 利率 × 日数 ÷ 365日

【利率の計算式】
利率 = 利息 × 365日 ÷ 日数 ÷ 貸付金

以下の記事で「闇金の金利と計算方法」について詳しく解説しています。

携帯電話のみで違法融資をおこなう(090金融)

闇金からのダイレクトメールや広告に表記されているのは携帯電話番号だけです。本来、貸金業者として認可を受けるためには事務所の固定電話での登録が必要です。

しかし、闇金は警察や弁護士に居場所をバレるのを最も恐れるため、事務所の住所などは一切明かさずに携帯電話だけで営業をおこないます。このような貸金業者を090金融と言いますが、携帯電話だけで貸金業を営んでいるのは「闇金」だと考えて間違いありません。

以下の記事で「090金融」について詳しく解説しています。

脅しや恫喝・しつこい取立て・嫌がらせをおこなう

闇金は支払いが少しでも遅れると早朝・深夜に関わらずしつこく電話・メールをしてきます。そこでは、怒鳴り散らしたり・脅したりと暴力的な取立てをおこなうのが常です。また、電話に出なかったり・メールを無視すると様々な嫌がらせをおこないます。

利用者を怖がらせておとなしく支払わせるために、そのような強行な態度により従わせるわけです。

一般の貸金業者はこのような催促・取立てをおこなうことはありません。法律で禁じられているからです。利用者を怖がらせたりする過度な催促をするのは闇金だけです。

以下の記事で「闇金の嫌がらせ」について詳しく解説しています。

闇金業者の集客の手口とは

闇金業者は新たな顧客(債務者)を獲得するために様々な悪質で詐欺的手口を用いて集客をおこないます。怪しい融資のダイレクトメール、広告、営業、SNSによる誘い文句には要注意です。

名簿業者から多重債務者の名簿を入手する

様々な属性の個人情報を販売する「名簿ビジネス」というものがあります。そんな名簿業者では、「過去に自己破産をした人」「多重債務がある人」「資金繰りが厳しい会社」などの氏名、住所、携帯番号、FAX番号、メールアドレスなどが取引されています。

闇金はそれらの名簿を購入して、営業をおこない顧客を集めています。怪しい融資の営業メール、FAXが送られて来たら要注意です。

官報の情報から個人情報を入手する

国が発行する機関紙に官報というものがあります。国の広報紙的な役割を果たすもので、行政機関の休日を除き毎日発行されています。そこには自己破産、個人再生をした人の氏名・住所が掲載されます。

この官報情報に載った人あてにダイレクトメールを送りつけてくる闇金業者があります。自己破産により正規の貸金業者からお金を借りることができなくなった人に融資の案内をおこない顧客を集める手口です。

スポーツ新聞、夕刊紙に広告を出す

スポーツ新聞、夕刊紙などに3行広告を出している貸金業者は要注意です。「無担保」「即日融資」「審査なし」などの誘い文句で融資をうたっている業者は、ほぼ闇金と考えて間違いないでしょう。大手消費者金融に似た社名(屋号)を名乗る闇金も多く、うっかり騙されそうになりますが信用してはいけません。

ツイッターから集客する

昨今、増えているのがツイッターなどを利用した闇金業者の融資です。ハッシュタグで「個人融資」「お金貸します」などのツイートをおこない顧客を集めて違法融資を繰り返す手口です。名簿を購入せず、また広告費をかけずにお金に困った人を集客できることから、闇金業者の利用が急増しています。

ソフト闇金の親切な対応に騙されてはいけない

闇金と言えば、超高金利で怖い取立てが定番です。しかし、「警察の取り調べを避ける」「弁護士の介入を避ける」という目的から、ソフトで丁寧な対応をする方法に切り替える闇金が増えています。それがソフト闇金です。

ソフト闇金は物腰やわらかい対応をしますので、利用者は親切な貸主だと騙されてしまいます。しかし、実際には超高額な金利で貸付をおこなう違法金融であることに変わりありません。

そんなソフト闇金にお金を借りると元金は減らないまま、延々と返済を続けなくてはなりません。そのような相手との取引きはすぐにでも断ち切る必要があります。

以下の記事で「ソフト闇金」について詳しく解説しています。

闇金とはすぐに手を切らなければ悲惨な結末になる

闇金の目的は利用者から多額のお金を絞り取ることです。そのためには手段を選びません。法外な利息を支払わなければ、徹底的に追い込みをかけてきます。それによって以下のように人生を棒に振るようなことが起こりえます。

  • 家族・友人への取立てが行き人間関係が壊れる
  • 職場への取立てにより退職を余儀なくされる
  • 今の住居に住めなくなり夜逃げすることになる
  • 闇金の仕事に加担させられる(犯罪に巻き込まれる)
  • 重労働による返済をさせられる

闇金との取引が長くなればなるほど、このような悲惨な結末になるリスクが高くなります。そのため、できるだけ早く手を切ることが自分や周囲を守ることに繋がります。

以下の記事で「闇金の債務者」について詳しく解説しています。

闇金の取立て・返済が厳しいときの対処法

闇金への「返済が苦しい」「取立てがキツい」という場合は、どのような対処をすれば良いでしょうか。

取立てが厳しい場合は警察に相談する

闇金の「取立てがエスカレートする」「嫌がらせがひどい」というケースならば、まずは警察に相談すべきでしょう。まずは、警察の生活安全係を訪問して「闇金の被害者」であることを伝えます。その際には、証拠となるような「振り込み履歴」「携帯電話の着信履歴」など、できる限りのやり取りの情報を用意していくとよいでしょう。

これにより警察がすぐに動いてくれれば良いのですが、警察も他の事件で忙しかったり、重大事件を優先するなどにより、対応を後回しにすることがあります。また、警察は事件性が高い案件しかすぐに動いてくれない傾向が強いです。

その間に、闇金の取立てがさらに厳しくなることがあります。まずは弁護士・司法書士などの闇金に強い事務所に相談することをおすすめします。

以下の記事で「闇金被害の警察への相談」について詳しく解説しています。

すぐに解決したいなら弁護士・司法書士へ相談すること

闇金対策として最も有効なのが弁護士・司法書士など法律家に解決を依頼することです。闇金問題に強いこれらの専門家に依頼すれば、借り入れをしているすべての闇金に対して、その場ですぐに電話して「返済しない旨を通知」してくれます。

その際に闇金はいろいろな理由をつけて返済を迫りますが、専門家は違法行為・犯罪行為に対して「支払いをする必要がない」ということをきっぱりと伝えます。

さらに「その後も取立てをするようならば警察に捜査を依頼する」ということを言います。そうすれば、ほとんどの闇金は以降は連絡してくることはないでしょう。

【弁護士・司法書士に依頼するメリット】

  • その場で取立てがSTOPになる
  • 闇金から借りたお金は返済の必要なし
  • 以降も闇金からの連絡はなくなる
  • 今後の生活設計をアドバイスしてくれる

闇金を恐れてはいけない!返済はしないこと

闇金の被害者の方は返済しないと「取立てが怖い」「家族に迷惑をかける」などと不安を考えてしまうようです。しかし、複利による膨れ上がった利息と元金を返済し続けるのは容易なことではありません。

闇金は支払えなくなると甘い言葉で元金和解を提案してくることがありますが、それにも応じてはいけません。そもそも、闇金のような「不法原因給付」によるお金は返済する必要はないのです。

正常な生活を取り戻すためには、できるだけ早く決別することが大切です。その場合、やはり弁護士・司法書士に相談して早期に解決するのが適切な方法です。闇金問題に強い専門家なら、必ず貴方の味方になってサポートしてくれるでしょう。

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