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闇金から職場に電話するぞと言われた!取り立て・嫌がらせの電話が止まないときの対処法

闇金から職場に電話するぞと言われた!取り立て・嫌がらせの電話が止まないときの対処法
今井 亨

監修今井 亨
/グリフィン法務事務所 代表

グリフィン法務事務所は闇金や違法金融に注力する司法書士事務所です。闇金の解決実績は国内ではトップクラスです。

この記事でわかること
  • 闇金は支払いが滞ると必ず職場に電話して嫌がらせをする
  • 会社、上司、同僚に取り立てをすることがある
  • 職場に電話をするのは違法行為である
  • 職場への電話が止まないなら司法書士・弁護士に相談すること

闇金は支払いが滞ると必ずと言っていいほど「職場に電話するぞ」「会社に取り立てるぞ」という脅し・嫌がらせをしてきます。

実際に職場にしつこく連絡してくることもあります。これは利用者を困らせて、すぐに返済させようとする闇金の常套手段です。

この記事では闇金に「職場に電話するぞと言われた」「職場への電話が鳴り止まず困っている」という場合に知っておきたい法的知識と対処法について説明します。

闇金はお金を貸す際に必ず職場の連絡先を聞いてくる

闇金にお金を借りる際には詳細な個人情報を提出させられますが、その中には本人の職場と連絡先、親の職場の連絡先などがあります。

これらの情報を出さないとお金は貸しません。利用者の支払いが遅れたときの脅迫材料として活用するためです。つまり職場の連絡先は闇金にとって絶対おさえておきたい情報なのです。

「職場に電話するぞ!」「電話が鳴り止まない」ときに知るべき法的知識

闇金は支払いが遅れた利用者に対して「職場に電話するぞ」というのは常套手段です。利用者が嫌がることは何でもするのが闇金です。

闇金から職場に電話があった場合、本人も職場も非常に迷惑ですが、法的な知識を備えておけば適切に対処することができます。

職場への電話は違法行為

ヤミ金融対策法という法律をご存知でしょうか。これは相次ぐ闇金被害に対して取締強化を目的に平成15年(第156回国会)に成立したものです。

そこでは「勤務先等居宅以外への電話や訪問」は禁止されています。職場に何度も電話したり、脅しや嫌がらせは完全なる違法行為です。

4.違法な取立行為の規制強化
正当な理由のない夜間の取立て、勤務先等居宅以外への電話や訪問、第三者への弁済の要求など行ってはならない取立行為の具体例について、法律で明確にされるとともに、罰則も引き上げられました(無登録業者の行為も罰則の対象となります)。

罰則の引上げ ⇒ 2年以下の懲役、3百万円以下の罰金

【引用】:ヤミ金融対策法が成立しました

第三者(職場・上司・同僚)への取り立ては違法行為

闇金はしつこく電話してくるだけでなく「責任者を出せ」「上司が借金を立て替えろ」など無茶な要求をしてくることがあります。

職場の人はあくまで第三者です。まったく関係が無い第三者に対してむやみに弁済を要求をするのは違法行為です。こちらも罰則の対象になります。

声を荒げて第三者に返済を要求するのは「脅迫罪」ともなりかねません。

※脅迫罪とは相手を怖がらせて金品を略取するような違法行為です。

そもそも闇金は違法金融業者なので支払う必要はない

このように闇金が職場に電話してきても相手にする必要はありませんし、誰かが借金の肩代わりをする必要もありません。

闇金は以下のように「貸金業法違反」による貸し付けをおこなう悪質な貸金業者です。

  • 貸金業に未登録
  • 違法な広告と勧誘
  • 違法な取り立て
  • 法外な金利による貸し付け

あなたはうっかり借りてしまったものの「被害者」なのです。相手は違法金融であり被害にあっていることを職場の人に理解してもらうことが重要です。

実際に闇金からの電話が鳴り止まないときの対処法

闇金は単なる脅しではなく実際に頻繁に職場にしつこく電話をかけてくることがあります。そのようなときの対処法について説明します。

実際に闇金からの電話が鳴り止まない時の対処法として大切なのは、あえて自身の携帯電話に着信を集中させる事が重要です。

決して着信拒否はせずに、留守番電話機能も闇金がメッセージを充分に残せる最大時間になる様に設定します。闇金側の督促のテンションを知れる事と、音声として証拠を取得する事も出来ます。

注意すべき点はできるだけ本人は留守電の音声を聞かずに、司法書士法人グリフィンにお渡し下さい。

職場に電話させないためには司法書士・弁護士に相談すること

職場に電話をかけてきて大声を出されたら誰もが怖いものです。しかも相手が反社会的勢力の闇金ならなおさらです。

しかし、闇金にも怖い相手はいます。それは法律の専門家である弁護士・司法書士です。

弁護士・司法書士が出てくることで闇金には以下のようなリスクが生じます。

  • 使用している携帯の使用を停止させられる
  • 取り引きに使う銀行口座を停止させられる
  • 損害賠償請求をされる
  • 刑事告訴される

さらに司法書士・弁護士が警察に働きかけて、取り調べを受けて逮捕されるリスクもあります。

そのため、「職場に電話させない」「電話がかかってくる」ような場合、法律の専門家に依頼すれば取り立てをすぐにストップしてくれます。さらに本人や職場に二度と連絡しないように交渉してくれます。

※注:職場への電話がエスカレートする場合、警察に相談するのも良いですが、すぐに捜査に動いてくれないケースがあります。急いで対応するならば法律の専門家が相談するのが早い解決を得られます。

闇金が職場に嫌がらせ電話をしている場合、その電話を停止させるのに最も有効なのは、闇金に対する事務所のネームバリューです。

例えば最近、闇金対応を始めたばかりのマイナーな事務所が闇金に対して職場への電話の停止通告をおこなっても、闇金がそれに従う可能性は乏しいでしょう。

ジャパンネット法務事務所時代からの長き経験を持った司法書士法人グリフィンの担当者たちであれば、その可能性は必然的に高まります。

職場に正直に話すこと

職場に闇金から電話がかかってきたら、誰もが迷惑です。当事者であるあなたは白い目で見られることでしょう。

しかし、前述したようにあなたは闇金の被害者です。違法な貸金業者から借りてしまったことは落ち度ではありますが、職場の人に対して「迷惑をかけたお詫び」と「反省していること」をしっかり伝えることが大切です。

そして、相手は反社会的勢力であり、違法な業者であることも合わせて説明した後に現在、司法書士・弁護士に相談中であることを伝えてみると理解してもらえる可能性があります。

闇金からお金を借りたことで仕事を辞める必要はない

「職場に迷惑を掛けたし…」「会社に居づらいから辞めよう…」という考える人は多いですが、それは良い選択ではありません。仕事を辞めて生活資金を絶たれることでますます経済的に苦境に陥ることになります。

また、もしも会社から辞めるように促されたとしてもそれに応じる必要はありません。

「借金や自己破産などの理由」では、解雇事由にはなりません。そのような理由で解雇を命じられた場合、それは不当解雇になりますので応じなくてもよいのです。

※不当解雇とは労働法に定められた法律を無視して労働者不当にを解雇することです。

司法書士・弁護士に相談して職場に連絡してもらうこと

闇金問題に強い司法書士・弁護士ならば借金問題やその後の適切な解決方法について詳しいです。

職場への対応について相談すれば、不当解雇にならずにこれまで通りに働けるように会社に対して働きかけてくれます。職場復帰へのサポートについても合わせて依頼しましょう。

闇金対応で最も重要で難しい業務は、職場への理解と協力を得る事です。

闇金は通常、勤務先を最も有効的に圧力をかける場所として攻撃をします。しかしながら闇金対応をする事務所によっては、職場への一定以上の対応はしない事が殆どですが、それにより退職に追い込まれることも少なくありません。

司法書士法人グリフィンでは徹底した職場への説明と協力要請、および不当な解雇や退職強要をさせないことにも重きを置いて、闇金対応に臨んでいます。

まとめ

闇金が職場に電話に頻繁に電話してくるのは大きな苦痛です。自分だけの問題ではなく職場の人たちを巻き込んで迷惑をかけるのは耐えられないと思うでしょう。

そんな苦しい状況を自分だけで解決するのは困難です。そのようなときは闇金問題に詳しい司法書士・弁護士に相談して速やかに問題を解決することをオススメします。

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